2020-06-06 13:05 |
カテゴリ:メンテナンス(MR-S)
どうも、森ツンです。最近暑くなってきましたね~
ビートの時もなんですが、ロールバーを組むとパッドの
接着剤の匂いとゴムの匂い?が車内に長い事残ってます(;'∀')
車内はガッツリ掃除したこと無かったんで、コレを機に掃除と
ついでにエアコンの掃除も簡単にトライしてみる事に!
MR-Sはエアコン効くんですよ!快適~( *´艸`)
32スカイライン→エアコン効く(が1ヶ月で廃車)
70スープラ→納車時エアコン効く、半年後以降効かない
ビート→納車時からエアコン効かず、エアコン取り外してレス仕様
という愛車エアコン遍歴?wなので4年ぶりくらいにエアコンが効いている(笑)
MR-Sはエアコンフィルターが無いので、分解洗浄となります。

とりあえず車内の掃除から、シートを取り外してカーペットを掃除します。
掃除機やコロコロを活用してゴミを取り除いたら、ファブリーズして消臭~
助手席も同じく取り外して綺麗に。写真だともう新車ですね!?
運転席側の純正フロアマットがもうグズグズなので買い替えたい…
写真撮ってませんが取り外したシートも清掃&ファブリーズしました
続いてエアコンを掃除していきますが、まずはグローブボックスと
スカッフプレート、左角の内装パネルを取り外します。
自分の車はロールバーが入っているので左角のパネルは
結構無理やり取り外して、付ける時も無理やりでした(^▽^;)
覗き込むと見える矢印の黒い部品がブロアモーターで、
ビス3本で固定されています。その前に、赤丸のコネクタを取り外す。
ブロアのビスは一見特殊形状ですが、低トルクなので
マイナスドライバで外せます。スタッピもあった方がいいです!
外れたブロアモーターがコチラ
ブロアのフィンには長年蓄積されたホコリや汚れがびっしり…
モーター部はなるべく濡らさないように、バケツに水をためて
フィン部を歯ブラシ等で綺麗にしていきますが…汚すぎ!!
掃除し難い形状してますが、根気よく綺麗にして乾かしておきます。
ブロアを天日干ししている間に、エバポレーターを洗浄します。
グローブボックスを除くと赤丸がセンサー、上下ビス2本で固定
手前に引っ張れば取れます。
センサーの付いていた窓から覗き込むとフィンが見えるので
市販のエアコン洗浄剤をスプレーして洗浄します。
400円くらいなのでお手軽ですね、家のエアコンにも使えるしw
どこまで綺麗になっているのかは未知数ですが、気持ちの問題かな?
ネットでも結構ブロアとエバポ洗浄を同じ方法でやっている先人が多く、
参考にさせて頂きましたが皆さん結構消臭効果が良いとコメントされています。
これで快適に夏を迎える事ができるかな??
スポンサーサイト
2020-05-28 22:43 |
カテゴリ:メンテナンス(MR-S)

ステアリングに関する部品をいくつかリフレッシュで交換します。
事の発端は、タイロッドエンドブーツの破れを発見したので(;'∀')
タイロッドエンドブーツは単品で部品が出ます。片側300円くらい?
非常に安い部品です、大してエンドASSYだと片側3000円くらい。
走行距離が5万キロ前後であればブーツだけでも良いかなと思いますが、
私のMR-Sは8万キロですのでASSYで交換する事に。
タイロッドエンドはボールジョイントであり、動く頻度も多い部品なので。
あくまでも、自分の尺度なので、参考までに…w
言わずもがな重要保安部品なので個人で整備する場合は十分注意してね。
最近触れていないので念のため書いておきますが、
私は国家2級整備士持ってますので。。。(^▽^;)
写真には無いけど、P/Sオイルも交換していきます。
タイロッドエンドを交換するなら、ついでにブーツも交換しちゃえ!
別にブーツの方は破れてないんだけど予防整備って事で。
なら、ラックエンドも…と一瞬脳内をよぎったが、冷静になって
値段を調べると左右で1万円くらい。リビルドのラックが2万くらい?
ここまで来て、ならリビルドの方がお得じゃんと思い、ブーツで留めましたw
関係ないけど最近寝板に引っ越す前の賃貸で使ってた風呂二を使ってるんですが
意外と便利で重宝しています(笑)貧乏くさいか…(;^_^A
純正のアンダーカバーがボルトとクリップで固定されているので
ひとまずこちらを取り外していきます。固着で折れたり…(゜-゜)
隠しボルトみたいなのがフェンダーライナー裏くらいにいたりするので、
見えるボルトやクリップを全て外したら少し引っ張ってみて、
テンション感じる所を疑って探せば見つかると思います(雑)
外れました。砂まみれ!この車、買った時から細かいところが砂まみれ!
せっかくなんで、見えない部分ではあるけど軽く水洗いして落とす。
タイロッドエンドの取り外しにはプーラーを使います。
律儀にプーラー使っていますが、正直ASSYで交換する前提で
中古部品は捨てるならハンマーで叩いて外せばOKです。
タイロッドエンドプーラーって、結構良い値段するよね。
でも、意外と使用頻度あるので1万円くらいの買っても良いかもね!
タイロッドエンドはフロントトーを決めているので、
取り外す前にねじ山の長さを測っておけば大幅にはズレないはず。
私はそのうち4輪アライメントに出すので今回は目視!適当!w
左が新品、右が取り外した中古。一目瞭然ですね!
動かしてみてもその差は歴然で、中古はクタクタで簡単に動きますが
新品は結構力を入れないとボールジョイントが動きません。
ちなみに、MR-SのタイロッドエンドASSYは左右で同じ品番で
取り付けに必要なキャッスルナットと割ピンは新品が付属してます。
タイロッドエンドASSYを取り付ける前に、エンドブーツを交換。
純正だと鉄のバンドで固定されているので、切っちゃいます。
ブーツも少し切込みを入れた方が外しやすいです、
写真だとブーツの右端が切れていますがこれはわざと切りました。
今回はクランプも新品を購入しました。数百円だしね!
ここで、ラックエンドを引っ張ったりゆすったりしてガタを確認。
コチラは特に問題なさそうなので、ラックをリビルドする必要も無さそう。
ちょっと問題が、この純正ブーツ用の固定バンド。
特殊な形をしていて、見た事無かったので整備士仲間に問い合わせ…
すると、どうもこれカシめる用の工具が存在するらしく。。。
ブーツバンドプライヤーとかって名前で売ってるみたいですが、
今回は凸の部分をペンチで掴んで無理やりカシメました(^▽^;)
整備士じゃなかったのかよと言われてしまいそうですが(笑)
留まってりゃーヨシ!
後は逆の手順で取り付けて終了です。
タイロッドエンドはキャッスルナットに割ピンを忘れずに!
最後に、パワステフルードを交換していきます。
MR-SのP/SはEHPS(エレクトロ・ハイドロリック・P/S)用のフルードが指定です。
詳しくはググって貰えればと思いますが、これに関しては特に
こだわりが無いので安心信頼の純正フルードを使用します。
今回はなるべく全量交換していきたいので、まずはタンクのフルードを抜く
使用したのは100均のシャンプーとか入れるポンプ、
抜きすぎるとエアーが噛むのでほどほどに。
目安はタンクをゆすってフルードの上面がタンク下面よりも
やや上に来るくらいでストップしといた方が良いと思います。
油圧P/Sってのは基本ステアリング操作をするとワンウェイで
タンクからラック、ラックからタンクへとフルードが循環してます。
画像はリターン側のホースを取り外し、先ほどのポンプのタンク部を
キャッチタンクの容量でセットした図になります。
出来れば、タンクのリターン側にはキャップでも付けたい所ですが
持ち合わせが無かったので、ウエス&タイラップで簡易漏れ止め処置。
後は、ステアリングを回せばタンクからフルードがラックに送られて
ラックから帰ってきたフルードがキャッチタンクに溜まっていくので
P/Sタンクに新品フルードを補充しながら作業を繰り返す。
キャッチタンクにリターンしてきたフルードが目視で綺麗になるまで
繰り返し行うのですが、これは2人いた方が良いですねw
特にこれらを交換したからってステアフィールがシャキッとしたとか、
劇的に軽くなったとかそういった感触はありませんが。
整備した後はいつだって気持ちが良いものですね♪
2020-05-09 20:27 |
カテゴリ:メンテナンス(MR-S)

クラッチカバーはSSTを使用して中心を出し、体格均等に取り付け
使用したSSTはトヨタ純正ツールです。
ここは手を抜かずに入念に!中心がずれているとミッションを付ける時に
スプラインがうまく入らず、一度降ろしてまたセンター出し…と手間。
何気にクラッチカバーを留めてるボルトも数が多いので、
出来れば何度もやり直したくない作業。。。
自分は小さいスケールを使って、SSTとカバーの距離を
上下左右で目視で納得がいくまで合わせこみましたw(;'∀')
場所は変わってLSDのO/Hを依頼しているお店
静岡県 裾野市 TAKE'S
以前よりロールバー取り付けでお世話になっているショップです。
各ギアについては特に入りにくさ等無いので触るべからず。。。
ケース内部は結構汚れが出ており、この後綺麗に洗浄してもらいました。
整備記録簿を見る限り、前オーナーは機械式LSDを入れて
ジムカーナをしていたにも関わらずオイル交換頻度はちょっと長め。。。
組みあがったLSD。CUSCOの1WAY、作動角は30°で組み込み。
2kg程度まで落ちていたイニシャルトルクを、4kgちょいでセット。
MR-SはLSDを効かせすぎるとプッシングアンダーが強くなるので
マイルドな効きの方が相性がいいそうです。
もちろんチューンドエンジンで馬力が出てるとか、
ステージ次第ではその限りではありませんが。
リングギアボルトやサイドベアリング等消耗部品は新品交換。
分組みだけでなく、こういったノウハウがあり
スピーディに作業して頂けるのがショップ依頼の強みですね!
ついでに依頼した、ハブベアリングの交換も完了していました!
ハブベアリング交換ってプレスor自作治具等や時間/気合が必要な上に
はめ込みの精度もそれなりに求められるから自分でやる気ゼロw
後半はもう写真が全然ないので、もうすぐ作業は終了します(笑)
ミッションのスプライン部にグリスを塗って、フォークの当たり面
(写真の赤丸)部分にも少し塗布しておきます。塗りすぎ注意
MR-Sってココのグリス切れでキコキコ言うらしい?
もちろん、レリーズベアリングも新品交換です。
後は、逆の手順でミッションを車両に取り付けていくだけ!
それが、結構難しかったりするんだけどね(;^_^A
でも、想像よりつまづく事無く無事に作業完了しました。
ミッション結合時も、クラッチの中心出しを入念に行ったお陰か
案外サクッとハマって拍子抜けでした\(^o^)/
これも取り外し時同様に3人で作業すると非常に効率的です。
焦らず、エンジンの傾き具合やミッションの位置関係を
じっくり合わせながら作業すれば結構簡単ですよ!?
取り外しに叩いた左ドラシャは写真の様に真鍮で叩き入れます。
CクリップのCが空いてる部分を下にして入れるんだったかな?
そんなこんなで、無事に終了しました。(写真は途中の風景だけどw)
作業時間としては、1日目(入庫~MT降ろし)が8:30~16:00くらい
2日目(ミッション取り付け~出庫)までで同じくらいだったかな?
昼ごはん食べたり、考えながら作業してた時間もあるので
次やる事があれば2時間くらいは早くできる自信があるが。
今回はLSDとハブを店投げしたので1週間空いたってのもあるけど、
クラッチ交換だけとかなら1日あれば作業できると思います!
手伝ってくれた同僚や先輩に感謝~(^^♪
ちなみに今回、ミッション&ハブを取り外してお店に持って行き、
LSDリペアキットとハブベアリングを部品持ち込みにて作業を実施。
工賃は当然お店によって違うので、一概には言えませんが
LSDのO/Hと左右ハブベアリングの交換工賃として
参考までに、おおよそ7万~9万あれば足りるのではないでしょうか?
車ごと入庫で全てお任せだと+3万~5万くらいしそうですね(;・∀・)
インプレッションははた後日。
2020-05-07 14:39 |
カテゴリ:メンテナンス(MR-S)
前回、左右のドライブシャフトを抜くところまで作業しました。
いよいよミッションを取り外しにかかる前に、残す所は
①スピードセンサーのコネクタ(ミッション上部)
②クラッチレリーズベアリング(ミッション後部?裏?)
③セルモーター(MTとEGのつなぎ目、EG側)
④各MTマウント(3か所。前、後ろ、EGに向かって左MT側)
くらいかな?セルモーター固定ボルトがMTに共締めになっているので
外す必要がありますが、セルモーター本体はボルトさえ外れれば取る必要無し。

いきなりミッションが外れていますが、ミッションとエンジンの
締結ボルトを全て外せばミッションは取れます(雑)
よくネットで見る、MR-Sのクラッチの錆w
この個体は走行距離8万キロで無交換。
MT上部の締結ボルトはマフラーが無い方がアクセスしやすいので、
やはりマフラーASSYは外しておいた方が作業効率がいいですね!
締結ボルトを全て外したら、ジャッキを当てて少し揺らしながら
ゆっくり引き抜いていくわけですが…3人いた方が楽だし安全です。
今回の様にEGは降ろさずにMTだけ降ろす場合、
MTを引き抜く為にEGを傾ける必要があります。
前回最後に紹介したエンジンホルダーでエンジンを吊っており、
下回りでミッションを取り外す係2名に上でホルダーを操作して
エンジンの角度を調整する係1名の計3名で作業しました。
吊っているとは言え、エンジンの真下で作業するのは怖いもんですw
取り外したミッションASSY。写真左が車両後方ですね。
ちなみに今回はクラッチも交換するので取り外した純正クラッチ。
純正クラッチって本当に優秀ですよね~!まだまだいけそう。
交換するクラッチはEXEDYのSメタルです。
初の、メタルシングルってヤツ?3枚刃タイプ( *´艸`)
クラッチカバーも純正とは羽の枚数が違ったり。
フィーリングの変化に期待!!
クラッチ&カバーがセットになっており、レリーズベアリングは
純正品をモノタロウで購入しました!あとスプライングリス。
ちなみに、今回”なぜ”強化クラッチなのか?について。
別に、EGチューニングしてないし馬力も無いし、
ラリーストでもドリフターでも無いので基本クラッチ蹴らないし。
答えは単純、メタルのフィーリングを試してみたかったから(笑)
フライホイールは交換しません。せっかくなら…って気もあるけど、
正直費用対効果でそこまでありがたみを感じない(;'∀')
もしかしたらメタルクラッチの摩材はフラホへの攻撃性が
純正に比べ高いかもしれないので、もし次にクラッチを交換するなら
フラホも一緒に交換してもいいかもしれないけど。
続く…
2020-05-06 10:00 |
カテゴリ:メンテナンス(MR-S)

少し順番は左右しますが、写真はマフラーASSYを取り外した図。
本当は触媒だけでいいはずなんだけど、触媒とマフラーを繋ぐ
フランジ部のボルトが朽ち果てて取れなかったので、ASSYで外す羽目に…
その為に、リアバンパーと左右テールASSY、遮熱版を取り外しましたが
結果的に、リア回りの作業スペースが大きく確保できたことにより
後々ミッションを降ろす際にマフラー全部外して良かったと思いました。
取り外したフジツボマフラーと純正触媒。
この後フランジ部のボルトを弓のこの刃で切断しました(先輩が)
ネットを検索すると割と苦戦しそうな左ドライブシャフトの取り外し。
今回は写真の位置にバールを当てて、抜き方向に叩いて抜きましたが
本当は左に見えてるドラシャの膨らんでる部分?にバールや真鍮棒等を
当てて叩いて外すのが正規のやり方だそうです。自分のやり方だと、
シールというか鉄のカバー的なヤツが曲がります(;^_^A
左ドラシャは先端の切り欠き?にスナップリングみたいのが付いてて、
それで引っかかってるから抜けづらい的な感じらしいですね。
右ドライブシャフトに関しては赤丸のボルトを取り外せば簡単に抜けます。
左に見えるブラケットのボルトが緩んでますが、これは間違いでしたw
と言うわけで左右のドラシャ取り外し完了。
これも、どうせならリビルド品に交換したいよね…w
ここまで来たら後はミッションASSYの取り外しにかかります。
取り外すに当たり、こういうのを買ってきました。
アストロの、エンジンホルダー(500kg)ってやつ。
FF(MR)車の場合、エンジンとミッションがくっ付いて一つのASSYとしたら
その周りにEG/MTマウントが配置されて落ちない様に乗ってるんだけど
今回の様にミッションだけ取り外すと、車によっては真ん中の
支えが無くなるのでエンジンが傾きすぎたり最悪落ちたりするので
上から吊って支えてあげる必要があるわけですね。なのでコレ!
ネットを見ると下からジャッキ+木の板でEGを支えればOKとか、
MR-Sの場合は何も無くてもいけるとか諸説あるみたいだけど
怖いので安全を買うという意味で購入。1万円くらいだし(;'∀')
結論から言うと、あってよかったです。作業が捗りました!
続く…