2019-02-10 15:30 |
カテゴリ:NINJA250R カスタム
前回W/Pハウジング取り外しまで作業しました。
いよいよバラシ作業から組み付け作業に入っていきます!

1JZ-GTE前期エンジンの油圧ファンを電動化する際に必要なのが
1JZ-GTE後期エンジンのW/Pです。カップリングファン用です!
裏側の写真を撮るのを忘れましたが、前期W/Pはポンプの
フィンが樹脂でできており割れたりするらしいですが、
後期エンジンのポンプはアルミ製ですので耐久もありそう。
フィンの素材だけでなくデザインやサイズも変更されているので、
ハウジングの変更も必須となるっぽいです。もちろん1JZ-GTE後期エンジン用。
前期後期の比較写真を沢山撮っておけばよかった…全然写真が無くて
参考にならないのが本当に申し訳ない(;´Д`)
車両への取り付けは逆の手順でOKです。
Oリングやガスケットは新品を用意しました、
品番は最後にまとめて投稿しようと考えています。
ハウジングの取り外しは後部のスタットボルトが厄介と書きましたが、
新品のハウジングにはスタッドボルトが無いので楽。
スタットボルト移植や新品購入して取り付ける必要がありますが、
面倒なのでボルトで固定する事にしました。(ハウジングにはネジ山有)
関係ありませんが、この周辺をばらしているついでにターボウォーターホースも
交換していきます。一つ数百円だし。一部廃番がありましたが、
最近マーシーオートさんで製造販売しているっぽいですね~
オルタネーター、タイミングベルト、等々復元していきます。
特に交換部品はありませんので分解時に付けた印を見ながら確実に。
テンショナーの再利用方法ですが、テンショナプーリーを押している凸部を
100mm以上のクランプ(シャコマン)を使用して縮めます。
するとピンを指して固定できるようになるので、適当なピンを指して
凸が出ない様にしておいて、車両に組んでから最後にピンを外す感じ!
だいぶ形になりました。W/Pだけ綺麗だから違和感が凄いけど!
後期用W/Pはプーリー形状も異なるため、こちらも新品を購入。
ネットの情報だと1JZ後期用プーリーは前期用より少し小径みたいで、
JZX100用とかの社外大径プーリーだと丁度いいとかどうとか…
でも高いのでパス。今回は純正をそのまま使ってみる!
そうしている人も多いし、問題なさそうだったので(;^_^A
締めるのに工夫が必要ですが、専用のプーリーホルダー等
無くても作業はできました。インパクトも使ってません、
基本工具や捨て工具を工夫して締めこみました!
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2019-01-18 22:51 |
カテゴリ:スープラ(JZA70)カスタム

前回からかなり日が空いてしまいました。
電動ファン化の続きを書いていきます!
クランクプーリーを取り外す所までやりましたので、
オルタネーターを取り外します。正直、W/P交換の作業的には
オルタネーターは外さなくても作業は可能と思います?
ただ、W/Pを取り外すと冷却水が出てきますので
真下にあるオルタが水浸しになって壊れるのを防ぐ為に外します。
ついでに、予備で持っていたオルタに交換しておきます!
壊れているわけではないけど、オイルが飛んで汚れているので(^▽^;)
写真の黄色〇2点で留まっているだけなので、これは簡単ですね。
このあたりから作業に夢中になって写真が激減します…(-_-;)
夢中になってというか、青空整備だったので時間に追われていた
つまり急いでいたので写真を撮れなかったが正しいですね(;´Д`)
写真は純正のウォーターポンプです、かなり汚れています。
プーリーが既に外れていますが、もしかするとファンベルトを
取り外す前にプーリーボルトを緩めておいた方が良いかも?
ベルト外しちゃっても何か適当なボルトか工具を使って
回り止めをすれば普通に外れます。
W/Pを取り外すためにはタイミングベルトを取り外す必要があるので、
まずは写真赤色〇のオートテンショナーを取り外します。ボルト2本。
テンショナーベアリング?も真ん中のボルトを抜いて外します。
普通、オートテンショナーなんてタイミングベルト交換時に同時交換するので
使いまわすような物じゃないんだけど、今回はベルトと共に使いまわします!
ベルトとカムプーリーの歯にマーキングを忘れずに。
オートテンショナーの再利用方法はまた別途説明します!
W/Pの取り外しについては手探りでボルトを緩めていけば外れますw
何かのセンサーかな?が付いてますのでこれのコネクタも忘れずに。
何か手順を書き忘れている気がするけど、忘れるような細かい部分は
結局手探りで作業していたので意外と何とかなると思います(雑)
問題は、コイツ。ウォーターポンプハウジング、と呼ばれる部品↑
前期W/Pを後期W/Pに交換する場合、コイツも後期用に交換する必要があります。
サーモスタットが見えますね、これも外す必要があります!
はい、外れました!と書くとかなり簡単そうに聞こえますが、
実際はかなり知恵の輪状態で苦戦しました(;'∀')
個体差があるのかなぁ~…ネットを見ると結構簡単に外している人が多いけど
自分はコレを外すのに30分くらい格闘してた気がします(^▽^;)
写真赤色〇のフランジみたいな奴がタービン周りに冷却水を
回しているパイプだと思うんだけど、W/Pハウジングのスタッドボルトが
車両後方へ向かってフランジに刺さってナット固定。
これが引っかかって抜けないんですよ!
かといってパイプを外すのはもっとめんどくさそうでした。
半ば無理やり、力業で外しました。
と言うわけで無事に前期のW/Pとハウジング摘出完了!
驚くべきことに、まだ折り返し地点なんですよね…(;゚Д゚)
2019-01-09 22:29 |
カテゴリ:その他
どうも! 森ツンです。
早いもので、年が明けてからもう9日も経過してしまいました・・・(;'∀')
アレですよ。年末年始って忙しいよね!!!
というわけでネタばかり溜まっていくのですが(^▽^;)
2018年の振り返りとかしたいけど、
もうとにかく公私共にバタバタしてます。
更新ペースは悪いですが、今年もよろしくおねがいします!!
簡単ですが、以上です。
2018-12-23 22:05 |
カテゴリ:スープラ(JZA70)カスタム
前回はラジエーターや油圧ファンリザーブタンクを取り外しました。
いよいよエンジンから「ウォーターポンプASSY」を取り外す作業に入りますが、
手数が多くつい夢中で作業をしていて写真がかなり少なくなります…すみません。
作業に入る前に軽く解説をすると、JZA70やJZX90に搭載される
いわゆる1JZ-GTEの「前期」と呼ばれるエンジンは冷却ファンが油圧です。
ファン油圧を発生させているポンプが1JZ前期の場合
ハイドロリックウォーターポンプと呼ばれるW/Pが付いており、
冷却水を回すポンプと油圧ポンプが一体型になっています。
故に構造が複雑で今どき需要も無いせいか純正部品は8万円くらいだったかな?
電動ファンにする手法の一つとしてはこのポンプの行く先を
バイパスさせてしまうか、オイルポンプ無しのウォーターポンプに交換するか。
簡単にはその2つの選択肢になるかと思われます。
バイパスするのは簡単ですが、結局W/Pが破損した際の
交換費用は変わらず高いというデメリットがあります。
大してW/P交換は部品は安価で済む反面、
DIYの場合作業が大変というデメリットがありますw
しかし、僕はお金が無いので後者で行きます(笑)
それでは作業の続きに入っていきます。
ファンベルトを取り外します、1JZは1本のサーペンタインベルトってやつだね
緑丸がオートテンショナーなので12mmだか14mmだかのメガネ等を掛けて
右回しに力を入れればベルトが緩みますので緩めてる間にベルトを取ります!
これは車両の下にもぐって下から作業した方が楽だと思います。
W/P交換にあたって外す部品としては赤丸のクランクプーリー、
紫丸のウォーターポンププーリー、黄色丸のオルタネーターです。
最後にベルトを組む時に取り回しがわからなくならない様に、
このように全体の写真を撮っておくことをおススメします!
ベルトを外したら各プーリーを外していく前に、
1番シリンダーの圧縮上死点を出します。
理由はクランクプーリーとカムプーリーの位置関係を覚える為で、
別にここじゃなくても覚えられる!って方はどこでもいいと思います。
写真の様にクランクプーリーの切れ込みをカバーの「0」に合わせます
カムプーリーのカバーを取り外して、カムプーリーの位置を見ます。
クランクプーリーを先ほどの位置に合わせると、カムプーリーの
●ポツがエンジン側の凸?に合う位置にくるはずです。
来なかったらもう1回転クランクプーリー回してみて下さい!
肝心なところがピンボケしちゃってますが、プーリーの山とベルトに
マーカーペンなどで位置合わせ用のマークを付けておきます。
要するに、タイミングベルトは1回外すけど再利用するため、
元付いていた位置と全く同じ位置に取り付ける必要があります。
タイミングベルトの山の位置とカム、クランクプーリーの山の位置が
1回ばらした後でもわかる様にそれぞれにマークを付けておくってわけ!
ここまでで、クランクプーリーを取り外す準備完了!
取り外しにはSSTを用意しました。クランクプーリーツール、とか呼ばれているヤツ
この手のSSTって安い物から高い物まで幅広くラインナップがあるけど、
今回は1万円くらいするまぁ無難な価格帯の物を選びました。
この手順まで来て、クランクプーリー外れなかったら嫌だからね!
楽天市場で「クランクプーリーホルダー。プーラーSSTセット」で検索。
クランクプーリーのボルトは1JZの場合かなりのトルクで締まっているので、
過去にこのあたりをメンテナンスしていない又はメンテナンス後に
規定トルクで締められていると恐らく緩めるのに苦労すると思います。
写真はボルトを緩めて外した後に、プーラーをクランクプーリーに付けた図。
中にはこのSSTを自作しちゃう人もいます、たぶんググれば出ますw
当然クランクシャフトは回ってしまう為、回り止めの処置が必要。
購入したSSTは回り止めとしても活用できるものでしたが、
今回はシフトを5速に入れてサイドブレーキを引く、といった
簡易的なロック方法で対応できました。(それでも回る物は回る)
緩めるには長めのブレーカーバーと鉄パイプでw
どうしても緩まない場合は荒業で緩み留めをして、
セルをエンジンが始動しない程度に回すという方法もあります。
外れました。自分の場合はボルトは比較的簡単に緩みましたが、
このプーリー本体がSSTを使っても固くて外れなかったです(;^_^A
SSTの付属ボルトも若干しなりつつ、何とか外れました。
JZ系はクランクプーリーのゴムが劣化して脱落しますが、
点検っつっても目視ではなかなかわかんないよね~(;'∀')
そろそろ交換しておきたいところだけど意外と高いんだよね。
2018-12-16 21:08 |
カテゴリ:スープラ(JZA70)カスタム

電動ファンASSYの準備ができたら、いよいよ車両に取り付けていきます!
ひとまず純正の油圧ファンユニットを全て取り外していきますので
車両をジャッキアップしてウマかまして、LLCを抜きます。
エアクリーナーの取り外しから始めます。
取り外す部品点数が多いので、車両側に残せるボルトは
なるべく車両の取り付く位置に戻しておくか、
取り外した部品にテープで貼る等の処置をおススメしますw
次に、ラジエーターASSYの取り外し。
ラジエーター本体は上部のステー2か所で固定されており
下部の位置決めの凸がハマっているだけですので
アッパーホースとロアホース、油圧パイプを取り外せば外れます!
純正の水温スイッチもお忘れなく(^^)/
ロアホースを取り外すとLLCが大量に出てくるのと、
油圧パイプのユニオンボルトが恐らく固いのが注意点かな?
自分のは結構硬かったので長めのスピンナを使って外しました(;^_^A
油圧ファンユニット取り外しはとにかく色々な処から
LLC、PSオイルが出てきますので床に段ボールは必須です!
ラジエーターが外れるとこんな感じで作業スペースが大きく取れます↑
タービンからインタークーラーへ行くパイプも外しておく。
リザーブタンクはオイルがW/Pから入って、
オイルクーラーへ出ていきます。赤丸が外す部分。
オイルクーラーへ行く配管はわかりやすいですが、
オイルクーラーを通った後の配管がどれかわかりづらい!
同じような配管が3本並んでいますが、向かって右手の縦に2本並んでいる方。
ゴムホースがカチカチに硬化してて、取り外すのも一苦労(-_-;)
基本的に油圧ファンに関わる部品は紹介している順番でなくても
手あたり次第に取り外していって問題は無いと思います!
電動ファン化にあたって油圧ファンユニットから必要な部品はありません。
ただし、誤って違う配管やホースを取り外してしまわない様に
手で油路を探りながら確実に取り外していきましょう。
リザーブタンク本体はボルト3本留めだったかな?
ここまでくるとだいぶスッキリしますね~!
赤丸のセンサー?のようなモノですがこれなんだろう?
W/Pのファンオイルポンプ側についているので、
油圧関係のセンサーだろうか。これは、W/Pごと取り外すので
とりあえずはコネクターを外すだけで本体は外す必要無し。